コロナで顔も頭も疲労困憊! デイリーケアを見直そう。
長引くコロナ禍、繰り返し使えるマスクで息がしづらかったり、顔回りが暑くてクラクラする……。
9月とはいえ、まだまだ暑さもこたえる時期です。
熱中症にならないために、人と距離が取れているところでは、マスクを外して水分補給も合わせて行ことを心がけましょう。
熱中症以外にも、コロナウイルス対策でじわじわ肌トラブルを起こす人が増えてきています。
肌トラブルはマスクの紐による締め付けや、布・不織布の擦れ、ムレなどの物理的な負担によって引き起こされます。
サロンを訪れるお客様の中にも、マスクが原因で肌荒れが起きている方はいませんか?
今年の3~5月頃には冬の乾季とアルコール消毒・過度な手洗いで、皮膚科への受診率やハンドクリームの購入率などが増加するというニュースが報じられました。
手荒れで受診増加 幼児の頬、耳裏湿疹も―新型コロナ対策背景?
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020033000484&g=soc
今は乾燥する気候ではなくなったので、手荒れによる皮膚科の受診は徐々に収まってきていますね。
▽この記事も参考にどうぞ。
ハンドクリームをお探しのスタイリストさんにオススメ!
手荒れで悩む美容師さんにおすすめのハンドクリーム3選
ちりつもダメージ!?
マスクが原因? 肌や頭皮のケアは入念に……。
マスクを着用していることで、じわじわと顔回りや頭皮に負担が蓄積されています。
締め付け・ムレ・マスクとの擦れや、「マスクをつけないと!」という心理的なストレスによって、皮膚の調子も崩れやすくなっています。
あご・鼻・もみあげなどのフェイスラインにニキビや汗疹、湿疹などのトラブルが起きて困っていませんか?
マスクの中も清潔に! マスク荒れに勝利しよう。
置きやすい肌トラブルに、ニキビ・乾燥肌があります。
■ニキビ
皮膚から分泌される皮脂を餌にしたアクネ菌が原因で引き起こされます。 マスク装着のムレと擦れによって、普段よりも皮膚から分泌される皮脂の量が増え、アクネ菌が増殖しやすくなっています。
■乾燥肌
呼気で潤っていると思われがちですが、マスクを外した時に呼気に含まれる水蒸気の蒸発で肌の水分も一緒に奪われます。 頻繁につけ外しをすると、肌の状態は乾燥に傾いてしまうことも……。 乾燥肌は皮膚表面のバリア機能を低下させるので、常在菌やウイルスへの抵抗力も下がってしまい、そのまま放置すると進行して湿疹に至るケースも出てきます。
しっかりケアして、マスクを外しても綺麗な肌でいよう!
■通気性を上げて清潔にしましょう
ニキビの原因はムレと擦れです。
汗や皮脂のテカリが出てきた場合は、こまめにティッシュで拭きとりましょう。
ゴシゴシこすって拭いてしまうと、弱った皮膚にさらにダメージを与えてしまうので、ポンポン押さえるように拭きましょう。
乾燥しているかも?という時は、ミストスプレーなどで保湿するのもGOODです。
■1日の終わりには丁寧に洗顔・保湿・毛穴を引き締めましょう
マスクの下では皮脂の分泌が活発になりやすく、毛穴のつまりがニキビへ発展します。
毛穴のつまりを取るクレンジングや泥洗顔などを取り入れてニキビを防止し、保湿成分が高く配合されているケア用品で、肌の調子を整えましょう。
また、毛穴自体も開きやすくなっているので、保冷剤や冷やした濡れタオルなどを優しく押し当てて、皮膚にたまった熱を下げましょう。
季節も秋・冬へと移り、これからどんどん空気も乾燥してきます。
マスク荒れでの乾燥肌がこのまま続いてしまうと、より対策が大変になる季節に……。
たまった疲れはなるべく早く解消しましょう!