採用にかかる費用っていくらか知っていますか?

コラム

お店を継続的に運用・発展させるために必要な人材確保。
採用活動にかかった費用・労力・準備物の全般を採用コストと呼びます。
近年の動向として、採用コストは徐々に増加傾向にありましたが、コロナウイルスの蔓延で従来のように採用コストを捻出できない企業が多く、内定取り消しや企業倒産なども含め、人材の確保という面でも大きな舵取りが必要な局面に至っています。

採用ターゲットと平均予算

新卒採用と中途採用では、方式も費用感も大きく異なります。
一般的に新卒の採用費用は平均375万円(非上場企業の平均・2019年度卒の場合)というデータが、マイナビの調査で公開されています。美容学生の場合は、理美容に特化した就職サイトを使用していることが予測されますので、費用感が300万円をこえることは稀なケースと予想されます。
中途採用に関しては、お店の規模によってさらに費用感が変わってくるので、平均値を導くことは難しいようです。 ちなみに美容師の人材紹介を行っている企業の紹介平均単価は、1名あたり約30万円と言われています。

参考サイト:2019年卒 マイナビ企業新卒内定状況調査 (2018.11.06 公開)
https://saponet.mynavi.jp/release/enterprise/naitei/2019kigyo-naitei/

※マイナビ企業新卒内定状況調査のpdfはこちら



採用コストってそもそも何?なんでそんなにかかっちゃうの?

採用コストには外部コスト・内部コストがあります。

・外部コスト

求人サイトやパンフレット制作費用、説明会参加の会場費など、採用活動をするにあたって、外部に支払った料金を指します。



・内部コスト

採用業務に関わる社内スタッフを1人残らず想像してください。
思い浮かべた方に支払うお給料の全てが内部コストにあたります。

内定辞退・退職を防止する採用活動を行おう

数十~数百万円を費やしても早期離職や内定辞退などで、結果として1人も採用できなかった場合、費用的な問題だけではなく、準備に費やした時間も無駄になってしまいます。 決して安くないお金を投じるのですから、しっかりとお店に定着してもらって、将来的にお店に貢献してくれる人材に成長してもらいたいですよね。それには一体、どうすればよいのでしょうか。

ミスマッチを防ぐ方法

・美容業界と働く人の動向を把握しよう

01. 美容学生の減少
少子化の影響と、ヘアサロンをはじめとした美容関連施設数が20万件を超えている状況から、美容学卒生を新卒採用することは至難の業です。 また、学生は社会人として初めの一歩を踏み出すことになるので、働く上で自分にとって重要視する条件が本人の中でも確立できておらず、入社後に思わぬミスマッチが発生することもあります。

02. 福利厚生・プライベート重視での働き方が一般化
働き方改革が進む昨今、ブラック企業への注目もあり、極度に厳しい労働条件は好まれません。頑張った分の正当な対価や評価がきちんと反映されるどうかという点を、求職者はしっかりと見極めて応募してきます。 「独立して自分のサロンを持つ!」という独立志向の学生は、長く勤めることができる環境であるかを重視する傾向にあります。

03. お店のコンセプト、経営理念、仲間の情報はしっかりOPENに!
基本的な情報しか掲載されていない求人では、入社後のミスマッチのリスクが発生します。
「労働条件としては申し分なかったが、一緒に働く人や経営方針と合わない……」、「思っていたのと違うかも……」というストレスや不満は徐々に蓄積されて、働くモチベーションを下げる原因になります。 ふとしたきっかけで辞めるという選択に大きく傾く要因となるので、あなたのサロンを形作る人や思い、雰囲気をしっかりと伝えましょう。

まとめ

採用にかかる金銭的な負担は、数十万~数百万円。
新卒採用を考える場合は、確実に数百万単位の出費になるという覚悟を持ちましょう。
採用して終了ではなく、しっかりとスタッフに定着してもらうための採用・教育戦略を準備し、その情報を発信しましょう。

美容師・サロンスタッフ・スタイリストの採用にお悩みのオーナー様向けお気軽にご相談ください。

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