新年も本を読もう。編集部おすすめの本〜ビジネス編〜
こんにちは、サロンプロモマガジン編集部です。編集部メンバーのおすすめ本をご紹介しているシリーズ、今回はビジネス編をご紹介します。過去の記事もぜひご覧くださいね。
・腕のいいデザイナーが必ずやっている仕事のルール125/宇野昇平、木村茂、國時誠、黒崎敏、戸恒浩人、鳥村鋼一、藤原佐知子、武藤智花、渡邊謙一郎
写真が多く、活字も少なく、かなり読みやすいです。とても良い言葉がたくさん書かれています! 仕事をする上で大切にしたいことが書いてあります。デザイナー以外にもおすすめしたい1冊です。(デザイナー小川)
・これだけ! PDCA/川原慎也
マネジメントスキルに役立つPlan、Do、Check、Actionの4つのステップについて教えてくれる本です。計画的に行動することも大切ですが、行動した後の結果をしっかりと振り返り、次のアクションを起こす時にはより良い結果を出せるようなサイクルを作る方法を段階ごとに書いてくれています。当たり前のことかもしれませんが、意外とできていないこともたくさんあるので、日常でも良かったこと、改善が必要なことを振り返る意識をつけることを学びました。(デザイナー大北)
・10年後、君に仕事はあるのか?―――未来を生きるための「雇われる力」/藤原和博
社会の中で自分の希少性を高め、人から求められる人材として生き抜いていくことの大切さについて、高校生向けの言葉で書かれている本です。「多くのことがAI化されていく時代になる中、スキルを身につけて安心するのではなく、経験、アイディア、意外性など様々な要素が『掛け算』されることで希少性が高まる。」という意見には私も納得しました。(デザイナー佐藤)
・読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術/田中泰延
早稲田大学から新卒で電通に入社、24年間コピーライターをつとめて、「青年失業家」になった田中泰延さんの文章術。文字が普通の本よりも大きく、行間も広くて読みやすいので、とっつきやすいです(ひろのぶさん曰く「できるだけ文字を少なくし、無駄な記述を少なくすることが本にとって大切」だからとのこと)。一見関係ないような話でも、文章を書く上で重要な結論にしっかり落としているのがさすが。「ひろのぶさん」と慕われる彼の人柄がそのまま出ているような本です。(ライター久保田)
・苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」/森岡毅
今読んでいる途中ですが、第2章にして早くも良書だと感じます。USJをV字回復させた「伝説のマーケター」と呼ばれる森岡さんが「やりたいことがわからない」と就職活動に悩む娘さんに向けて書いていた虎の巻を書籍化したもの。「人は生まれながらに知力という名の格差がある」と、身も蓋もないような現実を突きつけられて驚きましたが、本書を読むと納得します。「だからこそ1人1人それぞれの強みを生かせば、おもしろい。ワクワクする」という森岡さんの好奇心の強さ、マーケターとして数々の企業に貢献した説得力に引き込まれていきます。学生さんだけでなく、社会人にとっても学びのある1冊だと思います。(ライター久保田)
美容師さんも、誰かの読んでいる本から刺激を受けることもあるのでは。ぜひこの記事も参考にしてみてくださいね。