読書の秋は本を読もう。編集部おすすめの本〜小説編〜

コラム

こんにちは、サロンプロモマガジン編集部です。ようやく涼しくなってきましたね。スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、いろいろとありますが、美容師の皆さんはどの秋がお好みですか?今回は、読書の秋ということで、編集部メンバーおすすめの本をご紹介します。まずは小説編です。ミステリーや恋愛小説、心あたたまる作品など様々。ぜひ参考にしてみてくださいね。


・デッドエンドの思い出/よしもとばなな

画像出典元:https://www.amazon.co.jp/デッドエンドの思い出-文春文庫-よしもと-ばなな/dp/4167667029

よしもとばななさんの小説は20代の頃にたくさん読みましたが、中でもこの作品は「私が思っているけど言葉にできないことが全部書かれてある……」と思った本です。短編集なので読みやすく、ばななさん入門編でもいいかもしれません。筆者も自分の作品の中でいちばん好きだと仰っている、心の中の宝物を蘇らせてくれる珠玉の作品です。(デザイナー小島)


・十角館の殺人/綾辻行人

画像出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4062758571/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_5ZEYVRZH4WJ29RNWN9VB

ミステリー小説の王道ですが挙げてみました。十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れ、そこで連続殺人が起こっていく物語です。ミステリー小説にはよくある舞台設定で、特段珍しくもない物語が進んでいくのですが、なんといってもこの作品は、種明かしに度肝を抜かれます。現在の小説でも、この種明かしの手法はたびたび使われていますが、やはり十角館の殺人が原点にして頂点! です。(デザイナー岸本)


・ナラタージュ/島本理生

画像出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4043885016/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_JFG6PGZBQRKGF9M4DVF0

恋するときの複雑な感情を思い出させてくれます。心が締め付けられるあの気持ち。恋なのか、執着なのか……。映画化されているので、映画もオススメです。(デザイナー佐藤)


・人間失格/太宰治 

画像出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4101006059/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_CKSDT492FNRTK6C3V768

小説をほぼ読まない私ですが、太宰治の『人間失格』は読みました(笑)。「好き!」と思える作品ではないですが、読み切った時の気分は人間失格でしか感じられないものがあり、印象に残っています。(デザイナー小川)


・悪の教典/貴志祐介

画像出典元:https://www.amazon.co.jp/悪の教典%E3%80%88上〉-文春文庫-貴志-祐介/dp/4167839016


爽やかなルックスや親しみやすい性格で、生徒や保護者からも人気の高校教師・蓮実聖司は、実はサイコパスで自分にとって障害になるものは排除して生きてきた人物。物語は、蓮実が夢を見ている場面から始まりますが、読み終わったあとにこの夢の部分をもう一度読むと、蓮実という人間をうまく表していると感じ、ぞっとしました。ところどころにある皮肉のきいた表現も絶妙で、「そういう言い方があったか」と感じて面白いです。こんなに信頼が厚い蓮実がどのように殺人を起こすのか、何を考えているのか、先が読めずハラハラしながら読める作品。(デザイナー大西)


・それからはスープのことばかり考えて暮らした/吉田篤弘

画像出典元:https://www.amazon.co.jp/それからはスープのことばかり考えて暮らした-吉田-篤弘/dp/4766001303

路面電車の走る町・月舟町にある『トロワ』というサンドイッチ屋さんを舞台に繰り広げられる、ささやかな日常の物語です。特に大きな事件が起こったり、インパクトのある登場人物が出てくるわけではありません。が、『トロワ』で働く主人公が、サンドイッチ屋店主や、映画館で出会う初老の女性、大家さんらとの出会いに触れて、サンドイッチに合う美味しいスープを完成させる過程は心がほっとあたたかくなります。なんとも言えない切なさもあり。吉田篤弘さんの食べ物の描写が秀逸で、読んでいるとお腹が空いてきます。小さな映画館と、細い指で丁寧に作られた手作りのサンドイッチ、透き通る黄金色のスープという組み合わせが最高。つい人にプレゼントしてしまう、お気に入りの1冊です。文庫版よりもソフトカバー版の装丁が好き。(ライター久保田)




いかがでしたか?次回はまた違うテーマでおすすめ本をご紹介しますのでお楽しみに!

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