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美容師さんの休日の過ごし方〜三重県・VISON編その3 ショッピングを楽しもう!〜

コラム

こんにちは、サロンプロモマガジン編集部です。今年7月に三重県にオープンした商業リゾート施設『VISON(ヴィソン)』を4回に渡りフィーチャーしている、今月の「美容師さんの休日の過ごし方」。前回はVISONならではの「食」が味わえるお店を中心に取り上げましたが、3本目の今回はショッピングです。VISONはライフスタイルショップやグローサリーも充実しています。さらにはいくつかミュージアムもあり、知見を広げながら買い物を楽しめる施設なのです。「VISONでショッピングをするならここ!」というお店を、編集部独自の視点でご紹介します!


・minä perhonen museum/minä perhonen museum shop(サンセバスチャン通り)

サンセバスチャン通りの山側に歩を進めると、ファッションブランド『minä perhonen(ミナペルホネン。以下、ミナ)』のミュージアム『minä perhonen museum』とミュージアムショップ『minä perhonen museum shop』が。ちょうちょの形の看板がとてもキュート! 入り口からすでにミナの世界観が広がっています。(編集部一同はミナのファンなのでテンションが一気に上がりました!)

※ミュージアム内は特別に許可をいただいて撮影しています

『minä perhonen museum』には入場料800円を支払い、通路側の入り口から入ります。ミュージアム内には、歴代&代表的なテキスタイル、スケッチ、デザイン原画や衣服など、minä perhonenの服作りの過程が展示されていて、ものづくりの景色や想いを伺い知ることができます。

2020年にブランド設立25周年を迎えたminä perhonen。昨年は東京と兵庫で、ブランドの歴史を遡る大規模な展覧会『つづく』が開催されましたが、そのほんの一部がコンパクトにまとまっているイメージ。とはいえ、ミナファンにとっては垂涎もの。ぜひ時間をとってじっくりご覧ください。

ミュージアムでminä perhonenの作品やものづくりの背景を堪能した後は、ミュージアムショップでのお買い物を。板張りの床があたたかみを感じさせるショップには、人気の『エッグバッグ』や『ミニバッグ』をはじめ、衣服、ブローチ、プレート、カップ&ソーサーなどのミナのプロダクトが、ヴィンテージの家具と共に豊富に並んでいて、見ているだけで高揚感。

マガジンでも以前ご紹介したオーガニックシャンプー『余 [yo]』とminä perhonenのコラボ商品もありました! また、VISONとのコラボトートも。ここでしか買えないアイテムです。

奥のガラス窓には、デザイナーの皆川明さん直筆のペイントが。木々の上にとまる鳥たちの味わいある表情がとても素敵です。後ろに見える森と馴染んで、ひときわ存在感を放っていました。

・くるみの木 暮らしの参考室(サンセバスチャン通り)

おなじくサンセバスチャン通りにある『くるみの木 暮らしの参考室』は、1983年に奈良県奈良市に誕生した人気カフェ『くるみの木』が提案する「心豊かな暮らし」を、楽しく、より身近に体験できるミュージアムショップです。

ショップには、『くるみの木』オリジナルのプロダクトやお菓子、トートバッグをはじめ、厳選された生活道具、陶芸や木工品、オブジェなど、作家やアーティストによる作品などがずらり。店内の空気感が優しく、丁寧に誠実に作られたものだということが佇まいから伝わってきます。出会った時が運命の、一点ものもたくさん。

ミュージアムへは、入場料600円(大人同伴の小学生以下は無料)をレジで支払い入場します。

多くの人が魅了される『くるみの木』代表の石村由起子さんの、住まいや暮らしの提案を肌で体感することができます。なお、展示室内で石村さんが朗読する詩『孚(ふ)』(料理家・よこたよしかさんによる作詩)の冊子付きチケットは1,000円で販売されています。(※展示内容は随時変更になるそうです)

 ※ミュージアム内は特別に許可をいただいて撮影しています

『くるみの木 暮らしの参考室』は、『くるみの木』ファンの方はもちろん、手仕事のものが好きな方、心地よい暮らしをしたい方、優しい空気に触れたい方はぜひ訪れてほしいお店です。お店に行くだけでリフレッシュできるような空間で、お気に入りの品を見つけてください。


・Gallery 泛白 uhaku(アトリエ ヴィソン)

前回の記事でソフトクリームをご紹介した『Gallery 泛白 uhaku』。ひと目見ただけで印象に残るこの建物は、「白」をコンセプトにしたギャラリー&ショップ。

こじんまりとした規模ながら、店内には陶芸作家やアーティストの作品やプロダクト商品、アンティークやヴィンテージの器など、洗練されたアイテムがセンス良く並びます。もちろん器は購入可能。個展や企画展が行われていることもあるそう。長方形の小窓から差し込む光と、そこから見える景色も楽しんで。

そして、『Gallery 泛白 uhaku』の向かいにどんと佇む巨大な土壁の『KATACHI museum/museum shop』は、食をコンセプトにした博物館(入場料1,000円)。今回は時間が足りず立ち寄ることができませんでしたが、世界各地の食にまつわる様々な道具がアート作品のように展示されています。併設のミュージアムショップでは、現代の職人が手がけた上質な調理道具や機能美あふれるキッチンツールなどが展示・販売されていて、料理やものづくりが好きな方なら必ず楽しめる内容になっています。建物自体のこだわりもチェックポイント。「雨を風景化する」というコンセプトで軒がなく、年月と共に多気の景色に馴染んでいくんだとか。古いものと新しいものに触れることで、インスピレーションを受けたり刺激をもらえたり、感性が磨かれるのではないでしょうか。


続いて、美容師さんが興味がありそうなショップをご紹介します。

・D&DEPARTMENT MIE by VISON(サンセバスチャン通り)

サンセバスチャン通りにある『D&DEPARTMENT MIE by VISON』は、『D&DEPARTMENT』の12番目の店舗。ロングライフデザインの視点で全国からセレクトされた生活用品のほかに、三重県で作られる地域のロングライフデザインアイテムが紹介されています。

店内には、食器や調理道具、食材、衣料品など、暮らしにまつわるグッズが所狭しと並んでいます。三重店でだけ手に入る、松阪木綿や伊勢木綿を使用した巾着袋や靴箱などは必見。どれも長く使える、丁寧なものづくりの背景がある商品ばかり。自分や友人・家族へのちょっとしたお土産も選ぶことができます。

お買い物中にもちょっと一息つきたい時は、『dどら』がオススメ! 『D&DEPARTMENT MIE by VISON』内で1枚1枚店内でスタッフの方が手焼きしている、三重の素材を使ったオリジナルのどら焼きです。もちろん、三重店でしか食べられません!

なんといっても、焼き印がかわいいです。ころんとしたフォルムも素敵。三重県出身の和菓子職人と共に開発されたという、こだわりたっぷりのどら焼き。「粒あん」と、白あんにほうじ茶を混ぜた「ほうじ茶あん」の2種類があり、今回はオーソドックスな「粒あん」をチョイスしました。しっとりもちもちの甘い生地と、さっぱりした粒あんが組み合わさり、ほっこり幸せな気持ちに。生地にもあんにも、白砂糖ではなく粗糖が使われていて、甘すぎず、しつこくないお味なので、ペロっと食べられます。手焼きのため毎日数量限定だそう。アイスクリームやオリジナルドリンクなどもあるので、そちらも要チェックです!


・Orange(ホテルエリア)

サンセバスチャン通りからホテルヴィソンにつながるエスカレーターを上ると、和歌山県かつらぎ町発祥の有名アウトドアセレクトショップ『Orange』が姿を現します。

関西屈指と言われる品揃えの豊富さで、アウトドアのビギナーから上級者まで「必ず欲しいものが見つかる!」というほど。キャンパーのみならず、料理のプロも愛用するアウトドアスパイス『ほりにし』の開発者でもあります。

2フロアで構成された店内には、キャンプギアをはじめ、インテリア雑貨から実用的なアイテムまでが、視界の端から端まで、圧倒されるレベルで陳列されています。まだ取り扱いの少ない『ZANE ARTS』といった国内ブランドやガレージブランドなど、独自の審美眼でセレクトされたギアが入手できるのが『Orange』の良さ。

前述の『ほりにし』も目立つ棚にずらり。店員さんも元気よく挨拶してくださって好感度も大! たくさんの商品に囲まれた通路を進むたびに、「これは何だろう?」とワクワクして、思わず足を止めてしまいます。わざわざ訪れる人がいるのも納得のお店です。


・のりもも(和ヴィソン)

家族や友人へのお土産にオススメなのが、和ヴィソンにある『のりもも』。三重県桑名市の海苔問屋である『株式会社福井』が立ち上げた新ブランドで、「のりの数だけ広がる楽しみをひとりでも多くの人に伝えたい」という想いから始まったそうです。三重県には、伊勢神宮へ奉納するため明治時代から海苔の生産が発達したという歴史があります。

店内に入ると、可愛くてオシャレなピンク色のパッケージののりたちが目に飛び込んできます。「なにこれ! 可愛い!」と、のりとは思えないカラフルさで、選ぶのがウキウキする時間に。

「おにぎり用」「巻き寿司用」といったベーシックな普段使いの焼きのりをはじめ、「こしょう」「カレー」「唐辛子」など、カジュアルに様々な味付が楽しめる味付けのり、そして、1番人気の『のりふりふり』は「いままでにない“のり体験を”」をコンセプトに開発された新しいフレーバーのり。とても魅力的で、編集部一同も全員お土産に購入していました。

また、産地によって味が違う、選びに選ばれた特別な「スペシャリティ焼きのり」も販売されています。のりの奥深さとバラエティの豊かさを知ることができました。なお、店内では伊勢の代表的なお土産も購入できます。『のりもも』の商品は、意外性のある味やパッケージで貰う側も嬉しいお土産です! もちろん自分用にも◎


・本草研究所 RINNE(本草エリア)

「奥ヴィソン」と呼ばれる本草エリア、VISONの1番奥には『本草湯』という入浴施設がありますが、その手前に位置するのが『本草研究所 RINNE(りんね)』。和草茶や健康的な暮らしに関わる生活雑貨、石けん、コスメや食材などが販売されています。

植物療法士の鈴木七重さんによる『chimugusui(チムグスイ)』のハーブティーや、鈴木七重さんがブレンドした本草研究所RINNEの『和草茶』、オーガニックコスメ、ヴィーガンスイーツ、書籍など。専門知識のある店員さんが丁寧に説明してくださり、女性陣はみんな興味津々で聞き入っていました。

併設のカフェでは、和草茶やヴィーガンをテーマにしたお茶菓子などがいただけますが、こちらは次回詳しくお届けします。植物の息吹を感じるあたたかみのある店内にいるだけでリラックス気分。冷え性や身体の巡り、ホルモンバランスの悩みを抱える女性には特にオススメしたいお店です。



さあ、ショッピングもお土産選びも堪能したら、最後は癒されましょう! 最終回は「奥ヴィソン」こと『本草湯』と併設のカフェ・ショップ、そして『本草研究所 RINNE』のカフェを詳しくご紹介します。


VISON
住所:〒519-2170 三重県多気郡多気町ヴィソン672番1
電話番号:0598-39-3190(9:00~18:00)
営業時間:施設店舗により異なる
定休日:無休
公式HP:https://vison.jp/

自動車でのアクセス
名神高速道「吹田IC」より約2時間(新名神高速道路経由)
近畿自動車道「松原IC」より約2時間
「名古屋駅」より約1時間30分
熊野尾鷲道路「熊野大泊IC」より約1時間15分
伊勢自動車道「伊勢西IC」より約15分

路線バス・高速バスでのアクセス
名古屋(名鉄バスセンター)・松阪駅・多気駅・伊勢神宮・南紀方面からは三重交通バスを利用。
時刻表、運賃など詳しくは三重交通バスHP 「VISONへのアクセス」を参照。

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