日焼け防止に効果のある食べ物と成分って?

コラム

こんにちは、サロンプロモマガジン編集部です。桜が咲き始め、外に出るのが気持ち良い季節になってきました。と同時に、そろそろ紫外線も気になってきますね。実は夏よりも春の方が紫外線量が多いと言われています。最近では、マスク焼けもしないように心がけたいところ。日焼け止めを塗ることも非常に大切ですが、普段口にする食べ物や飲み物など、内側からのインナーケアも併せて行いたいですね。今回は、食べ物や飲み物に含まれている日焼け防止に役立つ成分をご紹介します。以前アップした「日焼けしやすい食べ物があるって本当?」という記事では、食べ物に含まれている日焼けしやすい成分についても触れていますので、参考にしてみてください。



・日焼け対策におすすめの成分1.ビタミンA・C・E

日焼けにはやっぱりビタミン! というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。ビタミンA・C・Eには強い抗酸化作用があり、紫外線を浴びることで体内に増える活性酸素のダメージを軽減する役割があります。

・ビタミンA

ビタミンAは、皮膚や粘膜を保護し、ターンオーバーを整えてお肌のうるおいやハリを保つ働きがあります。肌を黒くしたりシミを作る原因になる「UVーB波」を防いでくれます。

ビタミンAが含まれる食材:にんじん、小松菜、かぼちゃ、ブロッコリー、ほうれん草、レバーなど

・ビタミンC

メラニン色素の生成を抑え、シミやそばかすを防ぐだけでなく、コラーゲンの生成を助け、肌の弾力を保つ働きのあるビタミンC。「今日は焼けちゃったかも」という時に意識的に摂取すると効果的です。水溶性で熱に弱く、加熱すると流れでてしまうため、生で食べられる果物や野菜から摂取するのが◎。一気に摂りすぎても尿や汗で体の外に排出されてしまうため、こまめに摂るように心がけましょう。

ただし!「日焼けしやすい食べ物があるって本当?どういうことか調べてみた」の記事でもご紹介しているように、柑橘系の果物に含まれる「ソラレン」は、食べてからおよそ2時間後に紫外線を一気に吸収しやすくなる性質を持ちます。日光にあたることで、シミや炎症などを引き起こしてしまいます。持続時間は約7時間ほどあるので、日光に当たりにくい夕方〜夜に摂取するようにしましょう。

ビタミンCが含まれる食材:ゆず、いちご、オレンジ、キウイ、レモン、アセロラなど

・ビタミンE

血行促進作用があり、老化の原因となる活性酸素の発生を防ぐビタミンE。肌の代謝が良くなり、ターンオーバーを促進してくれます。血行が良くなるので、女性に嬉しい冷え改善にも効果あり。脂溶性で、脂質とともに体内に吸収されるため、油を使って調理するのがおすすめです。オリーブオイルにも含まれているので、サラダなどにかけても良いですね。

ビタミンEが含まれる食材:アーモンド、くるみ、アボカド、オリーブオイル、じゃがいも、キャベツ、うなぎなど

・日焼け対策におすすめの成分2.カテキン

カテキンも抗酸化作用の強い成分です。紫外線を浴びることで発生する活性酸素の働きを抑えてくれ、シミ・シワなど肌の老化を防ぎます。日本人には馴染み深い緑茶はカテキンの宝庫。炎症を抑える効果もあるので、日焼けのあとで赤くなった肌を白く導いてくれます。また、脂肪燃焼作用やコレステロール吸収抑制作用などのダイエット効果、抗ウイルス作用もあるので、風邪予防にもぴったり。ぜひ積極的に飲むようにしましょう。

カテキンが含まれる食材:緑茶、リンゴ、そらまめ、ブドウ、チョコレートなど

・日焼け対策におすすめの成分3.タンパク質

タンパク質は、髪・爪・肌など、健康で美しい体作りに欠かせない栄養素。タンパク質が不足すると、十分に栄養がいきわたらず、髪がパサパサになったり、肌が荒れてしまいます。いくらビタミンやカテキンを摂取していても、タンパク質が摂れていないとお話になりません。生活習慣病を防ぐためにも、しっかり摂るように心がけましょう。

タンパク質が含まれる食材:肉、魚、大豆、卵、きのこなど



いかがでしたか?意外に基本的なお話だったかもしれませんが、バランスの良い食生活を心がけることが結果的に日焼け防止にもつながります。美容師の皆さんもぜひ参考にしてみてくださいね!

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