どのコンビニが美味しい?コンビニ3社 アイスラテ4種を飲み比べ
こんにちは、サロンプロモマガジン編集部です。サロンの行き帰りや勤務の合間でコンビニのコーヒーを飲むことも多いであろう美容師さん、お気に入りのコンビニカフェはありますか?今ではコンビニでコーヒーを買うのが当たり前になりましたが、初めてコンビニにコーヒーが登場した1983年から、何度も導入と撤退、試行錯誤が繰り返され、2011年頃から安定して淹れたてのコーヒーを供給できるようになり、今では年間11億杯以上飲まれる巨大マーケットに成長しました。
コンビニ各社、熾烈なコーヒー戦争を繰り広げながらも、現在トップを走るのはセブンイレブン(2019年流通データより参照)と言われていますが、実際に飲み比べてみるとどうなのか?! 今回比べるのは、これからの季節に飲む機会も増えるであろう、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの大手コンビニ3社から出している4種類の「アイスラテ」です! 編集部のリアルな意見をお楽しみください。
・ファミリーマート アイスカフェラテM
まずはファミリーマートのアイスカフェラテ。購入方法は、冷凍庫からカップをレジに持っていくスタイル。
ブラジル、コロンビア、グァテマラ、タンザニアの4か国から選び抜かれた豆を使用していて、産地ごとに単品焙煎で焼き上げることで、それぞれの豆の特徴を最大限に引き出しています。生乳100%のカフェラテは、マシン独自のフォームドミルクが特徴。カップいっぱいになみなみと入っているので、コスパ最強!
飲んでみると、酸味が強いコーヒー豆を使用しているのか、独特の酸味がありました。ミルク感は強くなく、どちらかというとコーヒーフレッシュに近いかな?と感じました。他のコンビニ2社に比べると、味は少々クセあり。酸味の強いコーヒーが好みの方にはおすすめです。バニラ、キャラメル、シナモンのシュガーパウダーがカウンターに置かれていて味変ができるので、いろんな味に挑戦したい方にもおすすめです。
価格:180円(税込)
カロリー:72kcal
栄養成分:たんぱく質 3.5g、脂質 3.8g、炭水化物 5.8g、食塩相当量 0.11g
・セブンイレブン 7カフェ アイスカフェラテR
値段は各社ほぼ同じ(170円~180円)でしたが、1番カップが小さかったのがセブンイレブン。2018年にリニューアルされ、専用ミルクを抽出する際に熱の加え方を調整することで、泡立ちを30%アップしました。専用ミルクは濃厚で、ミルクのコク・風味・甘さが感じられるものを使用。コーヒーの香りが堪能でき、口あたりの良さも感じられるとのこと!
2層になっているミルクとエスプレッソをかき混ぜます。
カップが小さいため、他社に比べてコスパは良くないですが、コーヒーとミルクのバランスが良く、満足感がありました! まるで生クリームのような濃厚なミルクで、ちょっと贅沢な気分にさせてくれるクリーミーさ。後からコーヒーの香りも感じられます。コーヒー&ミルクのW主役のような印象。酸味よりも苦味のあるコーヒーが好きな方や、ミルクにこだわりがあって、豊潤なカフェラテが好きな方におすすめです。
価格:180.36円(税込)
カロリー:73kcal
栄養成分:たんぱく質 3.8g、脂質 3.7g、炭水化物 6.0g(糖質 5.9g、食物繊維 0.1g)、食塩相当量 0.12g
・ローソン マチカフェ アイスカフェラテ(M)
ローソンは唯一紙カップ。注文すると店員さんが氷の入った紙カップを手渡してくれました。セブンイレブンやファミマよりも大きいです。これまでプラスチック製だったものが2020年秋に紙製に。これにより、プラスチック使用量が従来の約2割まで抑えられているそうです。
マチカフェのコーヒーに使用している豆は、指定農園や生産地域で栽培・収穫されたアラビカ種。
ところで、ローソンのロゴマークが「ミルク缶」なのは、なぜかご存知ですか?ローソンのチェーン名とミルク缶のロゴは、1930年代にアメリカでJ.J.ローソン氏が営んだ牛乳販売店「ローソンさんのマチの牛乳屋さん」が起源。マチカフェの牛乳は、エリア別に産地にこだわったものが使用されています。関西エリアは「北海道産牛乳」。
そして実はローソンのアイスラテ、2021年6月にリニューアルされました!
今回のリニューアルポイントはズバリ「ミルクにあう新焙煎」! 100%農園・生産地域指定の豆の焙煎を変更し、甘い印象のコーヒーに! ミルク本来のコク・甘さとのマリアージュが楽しめる100%のラテ(カフェラテ)に仕上がりました。
引用元:https://www.lawson.co.jp/lab/machicafe/art/1424591_7561.html
前置きが長くなってしまいました。ラテはカップの8.5割ほどまで入っています。
ミルク感がありながら、コーヒーの香ばしさと味がしっかりと感じられました。鼻に抜けるコーヒーの香りはダントツで、コーヒーショップのような本格派の味わい。セブンカフェのような濃厚なミルクではなく、コーヒーを引き立てつつも、まろやかに包み込んでくれる、ちょうど良いバランス。本格珈琲を飲む方や、焙煎コーヒーが好きな方におすすめです。
価格:170円(税込)
カロリー:84kcal
栄養成分:たんぱく質 4g、脂質 4.7g、炭水化物 6.4g、食塩相当量 0.1g
・ローソン マチカフェ カフェインレス アイスカフェラテ(M)
マチカフェではもう1種、カフェインレスのアイスラテを購入しました。「カフェインレスシリーズ」は、華やかな香りと強い酸味が特徴のグアテマラ産豆が使われていて、カフェインを97%カットした、コクと香り、やさしい口当たりが特徴のコーヒーです。
カフェインレスのポーションを入れてミルクを注ぐタイプ。こちらも生乳100%使用です。
アイスラテよりもミルク感が強めで飲みやすく、まろやかな優しい味でした。飲んだ時のコーヒー感は薄めですが、口と鼻に炭火感が強く残ります。ミルクがコーヒーの邪魔をすることなく、脇役としてコーヒーを立てるような、すっきりとした味わいでした。どこか懐かしい印象もあり、スッキリ感とバランスの良さもありました。クセがなく、妊婦さんやカフェインが苦手な方も安心して飲めちゃいます。
価格:200円(税込)
カロリー:79kcal
栄養成分:たんぱく質 4g、脂質 4.4g、炭水化物 5.8g、食塩相当量 0.1g
・どのアイスラテが1番美味しかった!?
編集部メンバー7人で飲み比べましたが、なかなか、票が分かれました!
1位(3票).セブンイレブン 7カフェ アイスカフェラテR
1番評判が良かったのはセブンカフェ。濃厚なミルクとコーヒーの苦味のバランス感、飲んだあとの満足感が高評価でした。
同率2位(2票ずつ).ローソン マチカフェ アイスカフェラテ(M)/カフェインレス アイスカフェラテ(M)
2位はローソンのアイスラテ2種。本格派コーヒーを飲んでいるような味わいと、甘みのあるミルクのバランスは、万人に愛される優しさを感じます。
3位(0票).ファミリーマート アイスカフェラテM
残念ながらファミリーマートのラテには票が入りませんでした……。氷が多く、味が薄くなるのが早かったことも要因かもしれません。。。
かなり忌憚のない正直な感想をくれたサロンプロモマガジン編集部のメンバー。コンビニラテを飲み比べる機会もなかなかないと思うので、美容師さんもこの記事を参考に、いつもと違うコンビニラテに挑戦してみてはいかがでしょうか。