美容師さんの名刺の話。もらって嬉しい名刺、要注意な名刺。

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こんにちは、サロンプロモマガジン編集部です。美容師の皆さんは名刺を持っていますか?サロン勤務であれば、持っているという方も多いかと思います。今回は、美容師さんが名刺を持つメリットや、もらって嬉しい名刺、逆にこれは要注意だよ、というパターンの名刺をご紹介。名刺作りのどこにこだわればいいかがわかるようになっていますので、興味のある方は参考にしてみてくださいね。


・名刺を個人で持つことのメリット

名刺は、初対面の相手やお客様に自己紹介をするツールです。サロン勤務の美容師さんはきっと、サロンのロゴが入った名刺をお持ちでしょう。サロンの雰囲気が感じられるよう、工夫を凝らして印象に残りやすい名刺を作っておられると思います。もし、まだ名刺を持っていないという美容師さんがいらっしゃれば、個人の名刺を持っておくことをおすすめします。今は「個人」が発信力を持つ時代。集客効果もありますし、名刺1枚からどんな出会いが広がるかわかりません。フリーランス美容師の方は営業ツールとしても大活躍してくれるので、なおさら作っておいた方がよいでしょう。趣味用とビジネス用を使い分けるのもアリですね。

趣味の名刺は自由度高く、自分の好きな要素と世界観を詰め込んで作ることをおすすめしますが、仕事で使いたい場合は、最低限のマナーを押さえた上で、かつ自分らしさが感じられる名刺を作るのが◎きちんとした名刺を持つ最大のメリットは、安心感と信頼感を持ってもらえることです。最近はSNSで連絡を取る機会が増えていますが、こんな時代だからこそ、名刺交換というアナログなやり取りは、人の記憶に残りやすくなります。

連絡先以外の情報、たとえば肩書きやこだわりのデザイン、好きなモチーフなど、ちょっとした工夫やポイントに目が止まると、そこから話が広がり、より相手に印象付けることができるものです。そして、名刺を実際に手で交換し合うことで、その人となりが名刺を通して伝わってくる楽しさがあります。


・こんな名刺はイメージダウンかも!?

名刺といっても、紙に印刷してあれば何でもよいわけではありません。まずは、こんな名刺をもらってしまうと逆にイメージダウンするかも?という例をご紹介します。

ミシン目の名刺用紙

家庭用プリンターで印刷できるタイプの、ミシン目入りの名刺用紙。便利ですよね、わかります。ただ、ビジネスシーンでこの名刺を渡すのは限りなくNG……! なぜならアマチュア感が出てしまうから。家庭用プリンターで印刷できる紙の厚さは限られています。当然印刷所よりも薄い紙になので、ペラペラの名刺になってしまいます。印刷所に出したものと比べると画質も見劣りしますし、紙が薄いため湿気で丸まってしまうことも……。なんだか残念な印象を与えてしまうのです。

家庭用インクジェットプリンターで印刷した名刺

ミシン目と同じくらいの度合いだと思われますが、家庭用プリンターで印刷した名刺も避けた方が無難です。なぜなら、水に濡れてインクが滲んでしまうから。印刷の質はプリンターの進化とともに向上していますが、カラーインクは水濡れには弱いです。せっかく渡したのに、雨で濡れたり、グラスや机の水滴でインクが滲んで文字が読めなくなったら?名刺の意味がありませんよね。


こだわりすぎる印刷

名刺に気を遣いすぎないのも注意ですが、こだわりすぎも要注意です。たとえば、透明のクリア用紙に白いインクで印刷されていたり、黒マット紙にツヤが出るニスで文字を印刷していたり。自分の印象だけでなく、もらって連絡をくれるかもしれない人のことを考えましょう。


変形サイズの名刺

正方形や一回り小さい欧米サイズやミニサイズ。名刺にもいろんなサイズの用紙があります。日本の名刺の標準サイズは55mm x 91mm。これよりも少し小さいサイズは個性があって素敵だな、と思わせてくれますが、標準より大きいサイズだと、名刺ケースに入らず保管がしにくい……。見た目のインパクトも大事ですが、扱いやすい大きさで作ることが大切です。


・もらって嬉しくなる、好印象を残せる名刺とは?

では、一体どんな名刺ならもらうと嬉しいのでしょうか?まず、基本的にサイズは定型サイズの55mm x 91mmか、それよりもひと回り小さいサイズまでの大きさがベター。


紙の質感にこだわっている

紙の質感は、名刺を渡した瞬間の印象を決定づけるものです。表面がツルっとしているもの、ざらつきがあるもの、使用する紙によって印象が大きく変わります。かっちりした印象を与えたいならコート紙、柔らかい印象ならばマット紙や上質紙が定番です。

ちなみに編集部おすすめの紙は「アラベール スノーホワイト(画像)」。マットな紙で少しざらつきがあり、発色が良く、ディテールのあるデザインや写真が綺麗に乗る用紙です。

紙の厚さ

紙の厚さは名刺にとって、非常に重要なウェイトを占めます。ペラペラの紙だとどうしても頼りなく見えますが、厚みのある紙は信頼感や安心感を与えることができます。紙の厚みの単位は「kg」で表しますが、名刺に最適とされるのは160〜220kgあたり。同じ厚みでも紙によって全く異なるため、紙自体の特性で厚さを決めましょう。なお、厚い紙はとてもカッコ良いですが、名刺入れに入る枚数が少なくなるというデメリットがあります。


活版印刷の名刺

19世紀末から日本でも普及した、昔ながらの印刷技術。凸版を使い、圧をかけて紙にインクを転写するハンコやスタンプのような方法で、インクの乗った箇所が凹んでいるのが特徴。立体的であたたかみのある印象が感じられます。また、インクの滲みやかすれが味わいになるため、アナログな魅力にファンが多い印刷方法です。活版印刷の名刺をもらうと、筆者はとても嬉しくなります。


情報が見やすい良質なデザイン

オシャレなデザインはもちろん最高に素敵ですし、話題のタネになりますが、情報が見やすく、しっかり掲載されているデザインだと、もらって嬉しい名刺になります。また、自分が気に入ったデザインだと、積極的に名刺交換をしたくなるので、人とのつながりが加速するメリットもあります。


連絡の取りやすい情報が載っている

これは嬉しいポイントというよりもマナーの話になりますが、仕事に使うのであれば、最低限メールアドレスか電話番号は掲載しましょう。フリーランスの方は、固定電話ではなく個人の電話番号を使用すると思うので、住所や電話番号を掲載することに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。ですが、不特定多数の人に配る名刺でなければ、いつでも連絡がとれるアドレスか電話番号はやはり必要です。

また、趣味の名刺なら差し支えないかもしれませんが、SNSでやり取りをするからといって、ビジネス用の名刺にSNSのアカウントのみを載せるのは、少々信頼感に欠けてしまいます。もしそのSNSサービスが消滅した時に連絡がとれる手段がなくなってしまうと、仕事の機会損失や、関係が途切れてしまうといったことも起こりかねません。名刺はビジネス目的で作る方が多いと思うので、自身の信頼感のためにも、最低限連絡がつく情報は掲載するようにしましょう。

・名刺を作れるサービス

最近は、ネットやスマホで簡単に名刺を作れるサービスがたくさんあります。オシャレなテンプレートが使えるサービスと、Web印刷会社さんを紹介します。

Whoo(フー)

画像出典元:https://whoowhoo.com/

パソコンやスマホから誰でもオシャレな名刺を簡単に作成できる名刺作成サービス。標準サイズから正方形、欧米サイズ、ミニサイズなど、形だけでも豊富なラインナップ。また、世界中のデザイナーがデザインした高クオリティのテンプレートを使えます。トレンドをおさえたデザインも多く、サイト自体もオシャレなので、センスを求める方にはおすすめ。特殊加工もオプションで追加できます。仕上がりが楽しみになりそうな名刺を作ることができます。
公式サイト:https://whoowhoo.com/


羽車

画像出典元:https://www.haguruma.co.jp/96629

名刺やカード、タグ、封筒や冊子などを作成できます。オフセット印刷、フルカラー印刷のほかに、活版印刷や印刷部分を盛り上げる発泡シルク印刷など、少し変わった印刷方法が特徴です。データ作成サービスや、羽車デザインのオシャレなテンプレートもありますので、入稿データがないという方も安心。上質で丁寧な接客も好感が持てます。紙へのこだわりがある人や、あたたかみのある質感を大切にしたい方におすすめ。
公式サイト:https://www.haguruma.co.jp/store


グラフィック

画像出典元:https://www.graphic.jp/

ネットプリントの会社だと仕上がりがいまいちだったり、バラツキがあったりする場合もあるのですが、グラフィックはクオリティが安定しているので、安心して注文することができます。角丸加工や表面にツヤを出すPP加工なども、もちろん可能。スピード感と費用感を求める方にはおすすめです。
公式サイト:https://www.graphic.jp/


上記のようなサービスを利用するのも一つですが、テンプレートを探して入稿するのに時間がかかるし、パソコンにも詳しくないんだよね、という方はプロのデザイナーに頼んでみるのも一つの手です。サロンプロモマガジンの母体のデザイン事務所・グラワーズでは、美容師さんの名刺のデザインも引き受けております。人柄や雰囲気、熱意、目指すところが伝わるその人だけの名刺をデザイナーが相談の上お作りしますので、気になる方はぜひお問い合わせください!

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