不織布マスクと遜色のない、貼るひも無しマスク『シールマスク』って?

コラム

ウィズコロナの生活様式になってから、美容室ではお客様にマスクを着用してもらうか、外してもらうかという問題が発生していました。新型コロナウイルス感染対策のため、スタッフは全員マスクを着用しても、お客様はどうするのか……。もちろん着用した方が良いのですが、シャンプーやカラー、パーマ時にマスクのひもが濡れたり汚れたり、お客様の顔を見ての似合わせカットがしにくかったり、カットした前髪がマスクについて取れにくかったり……といったデメリットが。マスクが汚れてクレームに繋がってしまった、というケースもあります。

解決策として、あらかじめ美容室で替えのマスクを用意して、入店時に付け替えてもらったり、汚れたり、濡れた場合は交換したり、中には自作のひも無しマスクを作成するサロンさんも。

そんな中で、美容師さんによる美容師さんのための「貼るひも無しマスク」が続々と登場。昨年11月にはサロンプロモマガジンでもいくつかご紹介しました。

そして2021年2月1日、プロ専用理美容商材の卸売を行う「株式会社ビューティガレージ」が販売を開始した、ひも無しの『シールマスク』。なんと発売5日で15万枚を売り上げたそうです。

『シールマスク』画像出典元:https://www.beautygarage.jp/p/136306


不織布マスクと同じ3層フィルター・5段プリーツ構造

これまでのひも無しマスクは比較的薄手で、鼻と口を覆うことを目的にしたものが多く(顔がうっすら見えた方が、髪型のバランスが取りやすいことも理由にあるでしょう)、顔に触れる数点を医療用テープで留める、というものでした。

『シールマスク』は、一般の不織布マスクと同じ形状の3層の高性能フィルターを使用しているので、細菌・花粉・ウイルス飛沫を99%カット(※)できます。見た目も普通のマスクをつけているように見えるので、抵抗感が少ないはず。

ノーズフィッター付きで、鼻と頬にもぴったりフィット。隙間から前髪が入り込む不快が軽減されます。そして、上2段・下3段の5段プリーツ構造で、あごまでしっかり覆ってくれるので、飛沫も防いでくれて安心です。かつ、口元の空間を確保できるので呼吸もしやすいのが嬉しいですね。

※花粉粒子の捕集(ろ過)効率試験、バクテリアバリア性(BFE)試験、ウイルス飛沫(ろ過)効率(VFE)試験実施。


画像出典元:https://www.beautygarage.jp/p/136306
画像出典元:https://www.beautygarage.jp/p/136306


サイズは「ふつう」と「やや小さめ」の2種類。
ひもがないので、大きめのピアスやイヤホンが引っかからないストレスがないので快適に過ごせます。

装着方法は他の貼るマスクと同様に、マスクの内側に装着した医療用シールを顔に直接貼りつけます。上部2か所、下部1か所なので、ドリンクを飲む時は下部を外せばOK。3か所では落ちてしまいそうで心もとないという声もあるようですが、接着面の肌への負担も小さくて済みます。

一般的な不織布と同じ見た目の「貼るマスク」は『シールマスク』が初だと思います。現在売れ行きが良く、入荷待ちになっているようですが、これなら安心して使用することができます。また、「マスクで耳が痛い」「メガネもマスクも併用している」という方にもおすすめ。マスク問題に頭を悩ませていたオーナーさんはぜひ利用してみてはいかがでしょうか。




商品名:シールマスクひも無し 5段プリーツ×3層タイプ
枚数:50枚入
材質:フィルター部ポリプロピレン(シールは医療用両面テープを使用)
サイズ:やや小さめ(約90×150mm)/ふつう(約90×165mm)
製造国:中国
メーカー卸価格:1,650円(税別)
公式HP:https://www.beautygarage.jp/p/136306
(「ビューティガレージ」はサロン専用の卸サイトのため、一般の人は購入できません)

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